【家計簿と私・その1】
家計簿をつけることを好きになるために…
逆に、なぜ自分は家計簿をつけることに抵抗感があるのか、出会い(笑)から振り返ってみました。
そもそもの出会いは、母がつけていた家計簿。
これが、数字だけが羅列された、本人にしか分からないもの。
何か大きい出費について、後から「あれはいくらだった」と、家計簿(と言っても、ただの白いノートに数字だけが書いてある)を見ながら母が言うのを見て「おかーさん、すごい!」と思ってました。
ただ、「難しいもの」というイメージが染み付いてしまったところはあるかも…
それから、家族の他のメンバーが分からないもの、分からなくてもよいものと思っていました。これが、後に、婦人之友社の家計簿と出会い、友の会の人たちとの家計簿の関わりを見て、衝撃を受けることにつながります。
小学生になり、お小遣いをもらうようになって、「おこづかい帳」を渡されます。今でも表紙に描いてあったキャラクターを覚えているけれど、中身の方はというと、なかなか続かず、諦めては最初から書き直すということを何回かしたけれど、最終的にはやめてしまいました。
その後、お小遣いが増え、アルバイトをするようになり、就職して給料をもらい、1人暮らしをするようになっても、そのままでした。
今にして思えば、この全てのタイミングで、おこづかい帳なり、家計簿なりをつけてみようと試みればよかったのに、なぜか「家計簿=結婚したらつけるもの」つまり、結婚してなければつけなくてよいと思ってました。
加えて、1人暮らし時代も、仕事が忙しくて、お金をつかう暇もないという感じで、給料日が来て上司に明細を渡されるまで、給料日だと気づかないというような日々が続いていました。
結果、そのまま、結婚するまでどんぶり勘定が続くことになります…